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安江孝陽

市販 vs アプリ メトロノーム編

更新日:2020年4月16日

楽器を始める上で最初に購入したほうがいいものとしてよく紹介されているチューナーやメトロノーム。


今は携帯のアプリが充実していて、無料で精度のいいチューナーやメトロノームが増えていってますので、時々生徒さんの中でも有料のものを使わず、アプリを使用している方がいます。


では実際のところどうなのか?市販されているものとアプリの良いところ悪いところを私的見解を交えて説明します。





まずチューナーとメトロノームどちらにも言えることですが、アプリの場合、携帯を使用するのでメールや電話などで邪魔されたり、同時に使用が難しくなります。


またライブをしている人がチューニングするために急に携帯をたちあげていじり出したらどう思いますか?かっこ悪いですよね。

家でやれよって感じになります。自宅練習用として考えましょう。


また無料なので広告が多々入るものもあります。


市販の場合はもちろんそういった広告はありませんし、チューナーやメトロノームも使いやすい位置においておけばすぐ使用できます。大きさによっては多少荷物が嵩張る場合もありますが。






メトロノームに関して。


メトロノームのアプリに関して、精度も市販のものと変わらず、使いやすいです。基本的にメトロノームはそこまでカスタムして使用することも少ないので4分音符で鳴らせたら問題ないです。


むしろ課金すれば何小節に一度変拍子にするといったカスタマイズもできますので、市販よりも優れてると思います。


課金しなくてもカスタマイズ機能が市販のものと変わらないか、むしろより多くついているものもあります。


私の市販のメトロノームはテンポ30から250なのですが無料のアプリは10から800まで変えることができます。正直800は使わないですが。笑


電子なので視覚的に判断しずらいですが、ものによっては昔からある振り子式のようなものにカスタムできるものもあります。


みなさんがメトロノームと聞いて一番にイメージするのは昔から音楽室に絶対置いてある振り子式のタイプかと思います。昔私も音楽室に置いてあるものをいろんな速さにしたりして遊んでいましたが、そういった方は多いのではないでしょうか?


振り子タイプの場合音が鳴る位置が視覚的にも分かりやすいので、まだリズムをうまく感じることのできない方にオススメです。


鳴る位置が一番端ではなく、その手前でなるようになっているので、視覚的に練習する場合指揮者にあわせるような感覚、バンドでいうとドラムにあわせるような感覚になりますので、まだアンサンブル経験の少ない初心者の方には良い練習になります。

また、市販の振り子式のものは大きくわかりやすいので、小さい画面が苦手な方にもオススメです。


私は自分の練習では電子メトロノームしか使っていませんが、レッスンではレベルにあわせて振り子式を使うことはあります。

自身にあったものを選んではいかがでしょうか?



個人的にメトロノームに関してはアプリで十分だと考えてます。振り子式を使いたい方は市販の物を購入したらいいと思います。


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